1. TOP
  2. Citroen
  3. 新車情報
  4. シトロエン ベルリンゴ

新車情報

シトロエン ベルリンゴ
Citroen

ヨーロッパで人気の小型ユーティリティビークルがリニューアル
シトロエン ベルリンゴ

小型ながら人や荷物をたくさん積めるという使い勝手の良さで人気を誇るモデルが、そのアドバンテージをさらに高めて生まれ変わった。これからも需要が拡大すると見込むセグメントで、新型モデルの人気はさらに伸びる!?
[2008/02/14]

ヨーロッパの休日の過ごし方にマッチしたレジャー・アクティビティ・ビークル

1996年に初代がデビューした、荷物の収納性の高さと使い勝手を追求した小型車「ベルリンゴ」。ジツはこのクルマのプラットフォームや基本的な特徴、デザインは「プジョー・パートナー」と共有されている。

デビューから12年の間、余暇を楽しむためのクルマ、利便性に優れる「レジャー・アクティビティ・ビークル」と呼ばれるセグメントで、ベルリンゴは多くの支持を得てきた。シトロエンによれば、2007年までの累計販売台数は100万台以上に達し、市場シェアもセグメント内で26%超(昨年末時点の調査)を達成しているという。同社の分析によれば、このセグメントの需要は堅調に成長を続けているが、同時にベルリンゴのモデルネームの強さもあると、かなりの自信も持っている。それゆえに異例なことと考えられるが、シトロエンは旧型となる現行モデルの生
産も新型発売後も継続して行う。現行モデルは今後「ベルリンゴ・ファースト」に名前を変え、エントリーモデルとして一部の国で新型車と並行して販売される。姉妹車のパートナーでも、同様の手法が採られるという。

ベルリンゴ最大の特徴は、その居住性と収納性の高さだが、それらは新型になってさらに向上されている。全長4380mm、全幅1810mm、ホイールベース2730mmというサイズから生み出される室内は広く、特に245mmの後席ニースペースは記録的な広さだと、シトロエンは胸を張る。大型スライドドア(グレードによって片側のみの場合もある)や、ガラス部分のみ開く機能を持った6:4分割観音開きテールドアによる、車内へのアクセス性の高さにも注目したい。

収納性の良さは、多彩なシートアレンジと数多くのポケットが生み出している。リアシートは6:4分割式のベンチタイプか独立した3つのシートタイプを選べるが、どちらもシートバックを容易に折りたためるだけでなく、簡単に取り外すことができる。シートを装着した状態でも1350Lものカーゴスペースが確保出来るが、リアシートを取り外すことで3000Lにも拡大し、フロントシートの後ろには2mものスペースが登場する。フロントシートのシートバックも簡単に前にたためることから、2mを超える長尺物の収納が可能だ。

そのほかにも収納スペースには工夫が凝らされており、ルーフを活用して天井裏の物置をクルマの中に誕生させたようなモデュトップ「Modutop」や、取り外し&施錠が可能なセンターコンソールボックス(容量13L)、タイヤハウス上の小物入れ(4.1L)、リアの床下収納(7x2L)など数多くの小物入れが用意された。これらの合計容量は170Lに達する。

幅広いエンジンバリエーションで高い運動性能も提供

運動性能でも各所に向上がみられる。フロントにマクファーソン式、リアにビーム式を採用したサスペンションは、前後ともにアンチロールバーを装備。リアサスペンションは型式こそ旧式ながら、ボディとの結合部に液体マウントを導入し、乗り心地や接地性を向上させている。またエンジンは、出力66kWと80kWの2種のガソリンエンジン(排気量は共に1.6L)と、55kW、66kW、80kWのディーゼルエンジンの合計5種を用意し、C4ピカソと同等のトランスミッションを採用し、キビキビとした加速感を手に入れた。

新型ベルリンゴは今年の4~6月期にヨーロッパで発売される予定だが、従来モデルと同様、日本での正規販売の予定はない。限られたスペースを有効利用して使い勝手を向上させるベルリンゴの手法は、日本メーカーのお家芸とも言えるもので、あえて厳しい戦いは避けようということだろうか?

Report:染谷英一郎
注目記事

cars

日本
ドイツ
フランス
イタリア
イギリス
スウェーデン
アメリカ
韓国
インド

contents