アメリカの大ベストセラーSUV、シボレー・タホが3代目へと進化。圧倒的な存在感を放つ大型ボディはそのままに、経済性や環境性能を追求したパワーユニットを搭載する。
圧倒的な存在感は初代からの伝統
シボレー・タホ。この車名に、あまり馴染みのないという人もいるかもしれないが、1990年代には、フルサイズのアメリカンSUVとして、マニアには憧れのモデルであった。初代のデビューは1995年。その当時は、大型SUV自体の絶対数が少なかったということもあり、たまに見かけるタホは、2m以上の全幅と2m近い全高で、圧倒的な存在感を放っていた。当時輸入販売を手掛けていたヤナセのショールームに、大型のキャデラックとともにタホが並んでいると、その迫力から、他のディーラーとは一線を画すアメリカンパワーを明確に感じたものだ。ちなみに、タホというネーミングは、カリフォルニアにあるタホ湖に由来しているという。
現行のタホは3代目となるモデルで、2008年2月から発売を開始、三井物産オートモーティブが輸入を手掛けている。ボディスペックは、全長5130mm、全幅2020mm、全高1920mmというまさに「フルサイズ」。シボレーのSUVを象徴するゴールドのボウタイをグリル中央に配し、スタイリングは進化しながらも、ひと目見てタホとわかる個性は確実に継承している。従来まではスクエアなボディが特徴となっていたタホだが、新型はボディ各部の角を取り、滑らかな曲面で構成されている。このエアロダイナミクスを追求したボディにより、このカテゴリーとしてはトップクラスとなるCd値0.363を実現した。この効果は、とくに高速走行時の風切り音の低減に大いに貢献している。
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