BMWのフラッグシップサルーンである「7シリーズ」がフルモデルチェンジ。エンジンバリエーションを一新し、フロントサスペンションはBMWサルーン初のダブルウィッシュボーンを採用する。
ツインターボの直列6気筒とV型8気筒を新設定
7月7日。BMWの最高峰サルーンである7シリーズの新型モデル(5代目)がドイツで発表された。ボディサイズは、全長5072×全幅1902×全高1479mmと現行モデルより若干大きくなっている程度だが、ホイールベースは3070mmと80mm延長。居住性は、その数値以上に快適性を増している。さらに標準仕様より140mmホイールベースが長いiLも同時リリースしている。エクステリアデザインは、キドニーグリルなどひと目でBMWとわかるそれで、クリスバングルデザインを初採用した現行モデル(初期型)に比べるとナチュラルなイメージ。X5などを代表とする新世代BMWと感じさせるマッチョ感のあるデザインだ。
ドイツで発表された新型7シリーズのグレードは、750i、740i、730dを基本にロングホイールベース仕様のiLをそれぞれに設定する。
新型7シリーズ最大のトピックはなんといっても刷新されたエンジンだ。750iが従来の4.8LV型8気筒から4.4LV型8気筒ツインターボ(407PS/600N・m)へ変更。740iはV型8気筒ではなく、なんと3L直列6気筒ツインターボエンジン(326PS/450N・m)を搭載する。いずれも新世代BMWのエンジン同様、直噴ガソリンとなっている。730dは3L直列6気筒ディーゼルターボを搭載する。現段階では、日本へのデリバリー時期や価格については未定となっているが、おそらく750iと740iは間違いなく日本へ導入されることだろう。
また、i-Driveもさらなる進化を遂げ、モニターは超大型10.5インチを採用。ユーザーの好みに合わせモニター内のレイアウトを変更することも可能になった。安全装備も充実化が図られたが、挙動安定装置をオフにすると後輪のブレーキを電子制御し、ノンスリップデフと同じ効果を果たす機構など、積極的なドライビングが楽しめるようにもなっている。
Text:相沢耕平
SPEC
| 車名 | BMW 750i Saloon | ||
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高[mm] | 5072×1902×1479 | ホイールベース[mm] | 3079 |
| トレッド(前/後)[mm] | 1611/1650 | 車両重量[kg] | 1945 |
| エンジン型式・種類 | MSD85型 V8 32V | 総排気量[cc] | 4395 |
| 最高出力 | 407ps(300kW)/5500-6400rpm | 最大トルク | 600Nm/1750-4500rpm |
| 燃料タンク容量[L] | 82 | T/M | 6速AT |
| 燃費[km/L] | 11.4L/100km (*EU規格) | 価格 | - |
[BMW]のおすすめコンテンツ
[新車情報]のおすすめコンテンツ













