独BMW AGが、1シリーズの派生モデルとして、2ドアクーペを新たに設定した。ヨーロッパでは年内にも販売が開始されるという。
見方によってはサンロク M3の復活
前々より噂されていたBMW1シリーズの派生モデルがついにその姿を見せた。5ドア、3ドアハッチに続く、第三のボディバリエーションはクーペ。それも立派なトランクデッキを備えた本格的なクーペスタイルで、そのイメージ、存在感は1シリーズより3シリーズに近い!? そんな印象さえ与える堂々たるたたずまいだ。
1シリーズを名乗るため、フロントマスクのデザインは既存のハッチバックモデルと共通だが、切れ味の良いプレスラインが通るサイドやリア周りにはオリジナルデザインが与えられている。また、ウインドウグラフィックやディテールのデザインは、歴代クーペモデルからその特徴を受け継いでいるように見える。
ボディサイズは、全長4360mm×全幅1748mm×全高1423mm。ディメンションは先々代3シリーズのE36系(クーペ:4435mm×1710mm×1365mm)に近く、その意味では、最近の3シリーズは大き過ぎる! とお嘆きのユーザーにとってもありがたい存在と言えそうだ。
しかもこのコンパクトクーペには、6気筒の最高峰ユニットである最新・最強の3リッター直噴パラレルツインターボが搭載される。性能は、最高出力306hp、最大トルク40.8kg-mと、サンロク M3の前記モデル(286ps)さえを上回る高性能ぶりなのだ。
ちなみにヨーロッパで今年販売されるラインアップは、その3リッターターボ「135i」のほか、120d、123dといった2種類のディーゼルが揃う。ガソリン仕様は2リッター版あたりが後から追加されるだろうが、当面は135iのみ。よって日本でもまずはこのグレードが販売されそう。なお、写真のモデルがMスポーツパッケージ装着の135iだ。
このほか特徴としては、BMWの最大のこだわりである前後重量配分50:50を実現していることや、ハッチバックよりも20リットル広い370リットルの荷室容量を確保していること、リアシートが60:40の分割可倒式でトランクスルーが可能なことなどが挙げられる。
デビューが待ち遠しいこの本格スポーツクーペ、海外の発売スケジュールはヨーロッパで2007年11月から、北米では2008年春の発売予定となっている。
【動画 BMW 1シリーズクーペ 走行映像】
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