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メルセデス・ベンツ マウンテンバイク
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Sクラス採用技術の応用も!?
メルセデス・ベンツ マウンテンバイク

ポルシェ、BMW、アウディ、フェラーリ、ルノー、ジャガーなどが繰り広げる販売合戦。それは自動車だけにとどまらず、自転車の世界にまで拡大。メルセデスが今年5月からニューモデルを発売する。
[2008/04/15]

コンフォートとスポーツの2タイプが登場

自動車メーカーが販売する高級自転車。その世界に新しいモデルが今年5月に登場することになった。販売するのはメルセデス・ベンツである。
メルセデス・ベンツ社はドイツの高級自転車メーカーADP社とコラボレーションし、エレガントで洗練されたデザインと非常に高いオフロード走破性を両立させたマウンテンバイクを完成させた。

アルミニウムフーレームと9速ギアを基本としたこのマウンテンバイクは人間工学を参考にした、いわゆるエルゴノミック・デザインを基幹としており、男女の体型の違いに合わせた2バージョンで登場。まず一つ目は主に女性をターゲットにした「コンフォート・エディション」だ。このモデルは、白を基調にサドルをブラックとレッドでハイライト。カラーリングでエレガントさを演出し、ファッションに敏感なサイクリストに存在をアピールする。また「コンフォート・エディション」は、もうひとつの「スポーツ・エディション」に比べて小さめなサイズが設定されており、フレーム高45cmのSと、同48cmのMの2つのサイズが用意されている。

もう一方の男性をメインターゲットとしたのが「スポーツ・エディション」である。カラーリングも濃いチャコール系のモノクロームとされ、男っぽさの演出が意図されている。サイズ構成は、フレーム高47cmのS、同50cmのM、そして53cmのLの3種類と、「コンフォート・エディション」と比較し大きめの設定となっている。

前後のオイル・エア・サスペンションは個別にセッティングが可能

気になる走りについては、両エディション共に共通のスペックが与えられている。
 
特長的なのが、リアに採用されている4リンク式リアサスペンションである。変化に富む本格的オフロード路面への接地性を高め、トラクションを確保するために装備されたサスペンションには、通常方式でのスプリングに相当する部分に、減衰力を伸び側、縮み側を個別に調整可能な油圧式のエアチャンバーを採用した。より本格的な走破性を実現するこの機構を、メルセデスベンツ社は「Sクラスに採用されているAirMaticのようなもの」と説明する。フロントサスペンションは、120mmのストロークを持っており、こちらも減衰力の調整が可能となっている。

また、非常に滑りやすい下り坂を走ることもあるマウンテンバイクには、強力なブレーキシステムが要求される。今回のマウンテンバイクには、直径185mmのブレーキディスクを持つ油圧式ディスクブレーキを採用し、その要求に高い水準で応えてられている。

この他にも、変速システムやフレーム、サドルポスト、ハンドルバーなど、いたるところが最高の品質を持っているとメルセデス・ベンツ社は自負しており、高さ無段階調整式のエアクッションサドルなど、人間工学的なアプローチがされた機能もあると、アピールしている。

今回登場したマウンテンバイクは、既存のフィットネス、トレッキング、レーシングの各バイクと共に「メルセデスベンツ・バイクコレクション2008」を形成し、今年の5月からドイツ国内のメルセデス・ベンツディーラーで販売が開始される。コレクションには、子供用のキッズコレクションもラインナップされる。

マウンテンバイク本体以外にも多様なオプションが用意され、例えば、12の機能を持つオンボードコンピュータやコンパクト・ツールキット、ファーストエイドキットなどとなっている。もちろん、バイクをクルマに搭載するキャリアシステムも用意されている。

価格は、790ユーロ(ドイツ国内価格・約12万6000円)からとなっている。

Report:染谷英一郎
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