メルセデス・ベンツは、ロー&ワイドなルックスのスタイリッシュ4ドアクーペ「CLS」の内外装をリニューアル。合わせてラインアップの追加も行われた。
ファインチューンが行われたデザイントレンドセッター
背が低く、伸びやかなフォルムを持った“4ドアクーペ”という謳い文句で、実用性を重視したメルセデス・ベンツの思想とはやや異なったベクトルにある「CLS」。その流麗なルックスが支持され、ヒットを飛ばしている人気モデルも発売からおよそ3年半が経ちフェイスリフトが行われることになった。
まずトピックといえるのは、新たにエントリーモデルとしてCLS280がラインアップに加わったことだ。最高出力231ps、最大トルク30.6kg-mを発生する3.0リッターV6ユニットを搭載し、0-100km/h加速は7.7秒、最高速度は245km/hというパフォーマンスを発揮するこのモデルは、燃費性能も10〜10.2km/Lという良好な数値をマーク。価格は5万5692ユーロ(約850万円)に抑えられていた。
次にデザインの変更についてだが、まずエクステリアがフロントのグリルはスリットが4本から2本へと減らされ、バンパーグリルと合わせてメッシュが施された。さらにサイドミラーはビルトインされているLEDのウインカーランプをアローデザインとし、リアコンビネーションランプやテールパイプのデザインも一新されている。
インテリアは、これまでの4本スポークから3本スポークのスポーティなステアリングへと変更、同時にオーディオや携帯電話などのスイッチも非常にシンプルなものとなっている。ちなみに本国モデルでは、オーディオやナビゲーション、携帯電話などのシステムを統合したテレマティックスも最新のNTG2.5が搭載された。
ちなみにCLS280以外の価格は320CDIが5万9321.5ユーロ(約904万円)、350CGIは6万1404ユーロ(約936万円)、CLS500が7万5053.3ユーロ(約1144万円)、そしてCLS63AMGは10万6624ユーロ(約1625万円)。先のデトロイトショーでは、クラスこそ異なるものの同じコンセプトとなる「フォルクスワーゲン パサートCC」も登場し、今後BMWの「コンセプトCS」も控えているなど、これから“4ドアクーペ”市場は活性化していきそうだ。
Report:相澤隆之
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