リーズナブルな価格ながら堂々たるメルセデスのバッチを掲げ、日本国内でも販売台数を順調に伸ばしているBクラス。発売から3年が経ち、今回初のフェイスリフトが行われた。
徹底した環境性能の向上が最大の目玉
Aクラスほどコンパクトではなく、Cクラスよりも安い300万円台〜の価格もあって、Bクラスは日本国内でもとりわけ地方都市で販売が伸びているという。また世界的にみても、2005年に市場に投入されて以来35万台ものセールスを記録するなどヒットを飛ばしているBクラスが初のフェイスリフトを受けた。
フェイスリフトといえば内外装の意匠変更がメインだと思われるが、今回のBクラスにおけるエクステリアの変更点はそれほど多くない。そのうちフロントまわりではグリルがシルバーからグレー調へ、またバンパーはエアインテークのボトム部分を強調した形状となった。リアに関してはテールライトのカッティングが、明るくスポーティなデザインとなったものの、写真を見る限り見た目の印象はほとんど変わらないといっていいだろう。
インテリアでは、ドアトリムやセンターコンソールのエアコン操作部分にウッド調のパネルが施されているほか、シートクッションのファブリックパターンもアップグレード。オプションのスポーツパッケージを選べば、イタリアARTICO社のレザー仕様となる。
ディーゼルが2タイプでガソリンが4タイプと、全部で6タイプがラインアップされているエンジンでは、特にディーゼルユニットの低燃費性が優れている。最高出力109psのB180CDIと同じく140psのB200CDIの2タイプのうち、タイヤサイズの違いにより前者は5.2L/100km(19.2km/L)-5.4L/100km(18.5km/L)、後者は5.4L/100km(18.5km/L)-5.6L/100km(17.9km/L)という数値を実現。B180においては計算上満タンで1000km以上を無給油で走りきることができるという(タンク容量54L)。
またガソリンモデルでも6.6-8.1L/100kmと優れた燃費性能を持つが、そのうちB150とB170 BlueEFICIENCYにはエコスタート/ストップ機能が装備。これはMT車でギアがニュートラル状態に入り、低速でブレーキペダルを踏んでいる際にエンジンがストップし、その状態からクラッチペダルを踏むか、ブレーキをリリースすると再びエンジンが掛かる、いわばアイドリングストップ機構となる。
この機能をスムーズに作動させるため、Bクラスではスタータージェネレーターをクランクシャフトにベルトを介して装着しており、燃費向上代は9%にも及ぶそうだ。
さらにBクラスにはB170 NGT BlueEFFICIENCYと呼ばれる天然ガス仕様も用意されている。こちらはガソリン燃料タンクに加えて、16kgの容量を持つ5つのリザーバーが装備され、それぞれの走行モードはステアリングに備わったボタンを押すことで切り替えができる。これらバイ・フューエル駆動により116psの最高出力を発生するとともに、燃費もガソリンで7.3L/100km(13.7km/L)、天然ガスで4.9L/100km(20.4km/L)と優れており、合わせて1000km以上の航続距離をマークできるという。
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