競争の激しいプレミアム・セグメントにあって、四半世紀以上カタチを変えずに生産され続けてきたGクラス。気になる今後の展開は?
26歳を迎えた長寿モデル
独ダイムラークライスラーが、メルセデス・ベンツ Gクラスの今後の展開について発表した。Gクラスは、1972年に開発プロジェクトがスタートし、75年に量産化が決定したクロスカントリー車だ。生産が始まったのは1979年で、生産はオーストリアのグラーツ市にあるシュタイヤー・ダイムラー・プフ社(現マグナ・シュタイヤー)が担当。その後、カタチを変えずに26年間生産され続けてきた。
デビュー当初は、エンジンパワーはベーシックモデルが72ps、高性能バージョンでも150ps足らずの、いま振り返ると非力なエンジンで、ミッションもマニュアル仕様のみだった。それが81年にオートマチック仕様やエアコン付きモデルが加わり、90年には前後デフロックが標準装備されるなどの進化を遂げる。さらに近年ESPが標準化し、エンジンも強化されたV8やAMG仕様が登場するなど、近代的なニーズに応えてきた。だが、頑丈なラダーフレームのボディに前後リジットアクスルを組み合わせたシャシー、そしてそれがもたらす最高水準の高いオフロード性能は基本的に変わっていない。
では、Gクラスの今後の展開はどうなるのか。一部で絶版になってしまうことを心配する声もあったが、ダイムラークライスラーによると、今後もマグナ・シュタイヤー社との協力関係を継続。ひいてはGクラスを、今後もメルセデス・ベンツのラインアップの一部として販売していくと発表した。もちろん、その発表の裏にはビジネス的な根拠がある。
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