6月28~29日にニュルンベルグで開催されたDTM第5戦で、アウディのスポーツカーR8がセフティカーとしてのデビューを果たした。2003年のショーデビューから5年を経た「満を持して」の登場だ。
セーフティカーとして申し分のない性能
アウディは、モータースポーツに熱心なメーカーだ。F1やWRCには参戦していないので、日本では報道される機会が少なく、モータースポーツのイメージは少ないかも知れない。しかし、市販車がスポーティイメージを増すのと平行して、モータースポーツへの関与を熱心に進めてきているのだ。
アウディが参戦しているカテゴリーは、ルマン24時間(今年も総合優勝した)をはじめとするプロトタイプカーレースと、DTM(ドイツツーリングカー選手権)だ。そのDTMの第5戦が先日開催され、その場でR8がセーフティカーとしてデビューした。
セーフティカーへの架装を担当したのはクアトロGmbH社。同社のマネージングディレクターのWerner Frowein氏によれば、「R8はパーフェクトなスポーツカーの遺伝子を持ったクルマなので、ほとんどノーマルのまま」と言うから、420hpのエンジンなどに大きな変更は加えず、ロールバーや消火器、回転灯などを追加装備したに留まったと考えられる。
セイフティカーは、事故発生時などに、レース中の車列に割り込んで車列を整えるなどの役目があるため、レーシングカーに準じた性能が求められる。アウディはこれまでにも、数多くの車両をセーフティカーとして提供してきた(ニュルブルクリンク24時間レースでは、合計30台以上のRS6/RS6アバントが活躍した)が、R8はセイフティカーとしてまさにうってつけのモデル。これがデビューだということが信じられないくらいだ。
[Audi]のおすすめコンテンツ
[ニュース]のおすすめコンテンツ





