今年4月の北京モーターショーでアンベイルされたアウディQ5が、今年の10月~12月期に正式に発売されることになった。アウディ社は、Q5はアクティブなライフスタイルの演出にパーフェクトなSUVだと自負しているが、日本市場でも発売されること確実なQ5の実力とは。
「スポーティ」が大きなアイデンティティ
BMW X3に代表されるコンパクトSUVカテゴリーにアウディが新規参入を果たしたQ7のアンベイルの模様は、Driving Futureで4月24日にすでに紹介した。停滞する欧州乗用車市場にあって、このカテゴリーは唯一成長しているとあって、次々に新型車が投入されている激戦区となっている。そこで、どちらかと言えば後発となったQ5は、明確なアイデンティティの確立と装備の充実で、ライバルに差を付けたい考えだ。
「スポーティであること」…これが、Q5に与えられたもっとも大きなアイデンティティだ。
1653mmの全高は、同じセグメントのライバル車の中で最も低い。これに加え徹底したエアロダイナミクスによって得られたCd値は0.33で、クラス最高値だという。低い車高はスポーティイメージと直結し、空気抵抗の少なさは高速走行時の安定性と快適性を向上させる。
エンジンは、欧州市場には2種のディーゼルと1種のガソリンが用意されるが、日本市場に登場する場合はおそらくガソリンのみだろう。そのエンジンは、バルブタイミング機構AVS搭載の2L TFSIエンジンで、211hp/350Nmを発揮。7速ツインクラッチ式ミッション「Sトロニック」と組み合わされ、0-100km/h加速7.2秒、最高速は222km/h、平均燃費8.5L/100km(約11.76L/km)という性能を誇る。基本的にドライブトレーンはA4のものを流用しているが、Q5ではクラッチの位置をエンジンの直後まで前進させているため、ホイールベースが長くなり、居住性が向上。さらに、フロントオーバーハングが短くなることで、ドライビングフィールのスポーティさが増している。
サスペンションはアルミニウム製で、フロント・5リンク、リア・トラペゾイダル(台形)リンク形式となっており、ホイールは17インチが標準だが、最大で20インチまでのオプションが用意されている。
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