580PSを発揮する5LV10ツインターボエンジン搭載のRS6アバントがいよいよ日本市場に登場。しかも、その名の通りボディタイプはワゴン。世界最速ワゴンとなるのは間違いない。
天候や路面状況を選ばぬ世界最速ワゴン
BMWのMシリーズ(M3/M5/M6)やメルセデスベンツのAMGは、高度なチューニングを施し高いパフォーマンスを与えられたプレミアムスポーツだ。アウディの場合、これに該当するのがアウディの100%出資子会社「クワトロGmbH」が開発・生産する「S」と「RS」と言うモデル。すでにS4/S5/S6/S8のほかRS4(セダンとアバント)が日本市場に導入されている。しかし、6月16日より予約を開始した「RS6アバント」は、これらのモデルとひと味もふた味も異なる。それはS8やS6に搭載する5LV10をツインターボ化することにより580PSととてつもない最高出力を発揮している点だ。
じつは、このRS6は現行モデルで2代目となる。02年に登場した(日本導入は03年2月)1代目RS6は、4.2LV型8気筒ツインターボを搭載し450PSを発揮。アウディならではの4WDシステムによって、ハイパフォーマンスでありながらも高い安全性を両立するモデルだった。05年8月までの間、日本のエンスージアストからの人気を博し、334台も販売された。
新型RS6アバントは、そのエンジンパフォーマンスに見合ったチューニングが施されているのも特徴だ。4WDシステムにはDRC(ダイナミック・ライド・コントロール)を備え、スポーツサスペンションなどスポーツカーとして作り上げられている。もちろん、エクステリアは、高速安定性を高めるエアロパーツを装着し、内装はスポーティだが上質なアイテムを満載。日本仕様にはリヤビューカメラや地デジ対応のMMI8マルチメディア・インターフェース=ナビシステム)、i-Pod対応オーディオを標準化。まさにプレミアムスポーツワゴンとなっている。
車両本体価格は1660万円(税込み)。ミッションは6速AT(ティプトロニック)のみで、ステアリング位置は左右を設定。08年は100台の限定販売を予定しているようだ。ル・マン24時間レースでの活躍、ピュアスポーツカーR8の登場など、アウディはスポーツモデルメーカーとしてのさらなる一歩を踏み出したのである。
Text:相沢耕平
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