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[Audi]

[2007/02/27]

ジュネーブショー2007 プレビュー
アウディA5/S5

アウディA5/S5アウディAGは同社のニューモデルとなるクーペ「A5」と、そのスポーツモデルの「S5」を発表。ジュネーブショーでアンベールし、2007年6月からデリバリーを開始する。

エレガントでダイナミックなクーペツアラー

日本国内ではクーペモデルの人気はいまひとつといった感じだが、ヨーロッパではますます元気なようで、BMW3シリーズやメルセデスCLなど、このところ各メーカーから様々な新型クーペモデルがリリースされている。そんななか、昨年ドイツ国内はもとより、世界41カ国で過去最高の販売台数を記録するなど好調なセールスを見せているアウディからも新たなクーペモデルが誕生した。

ブランニューとなるA5/S5は、与えられたネーミングからもわかるとおり、A4とA6の中間に位置するモデルで、そのルーツは2003年にお披露目されたクーペ「ヌヴォラーリ クワトロ コンセプト」に端を発する。全長は4630mmとA4よりも45mm長く伸びやかなスタイルを纏い、エレガントさとダイナミック感をうまく融合したようなデザインにまとめ上げたという。

そういわれてみると、フロントはシングルフレームグリルを軸としたいつものアウディ顔だが、リアからの眺めはこれまでのアウディのラインナップにはない、巧みなプレスラインで構成された新しいボディ形状をしていることがわかる。特にルーフラインやリアクォーター部のボリューム感は、クーペモデルならではのデザインを主張している部分といえるだろう。

クーペならではという点ではインテリアもまた然りだ。全体のテイストはアウディらしいクールな雰囲気でまとまりつつも、メーターパネルやエアコンの吹き出し口にはニューデザインが取り入れられ、センターコンソールはドライバー側にややオフセットされるなど、パーソナルでしかもラグジュアリーな空間を演出している。トランクも455リッターの容量を確保するなど、快適にロングツーリングが愉しめるツアラーといえそうだ。

A5に搭載されるエンジンは、ガソリン仕様では新たにバルブリフト機構が付いたV6 3.2リッターFSIユニット(265ps/33.7kg-m)に加え、1.8リッターFSI(170ps)も2007年秋頃にはラインアップに追加されるという。そしてディーゼル仕様はV6 3.0リッターTDI(240ps/51kg-m)と、2.7リッターTDI(190ps)の全4タイプとなる予定。組み合わされるトランスミッションは6速MTもしくはATだが、3.2FSIと2.7TDIには新たに8速ギアを持ったマルチトロニックと呼ばれるトランスミッションも用意されている。さらにFFとクワトロの2タイプの駆動形式も選択可能となっている。またS5にはパワフルなV8ユニット(354ps/44.9kg-m)が搭載され、18インチホイールなどのスポーティなルックスとともに、スポーツサスペンションやハイパフォーマンスブレーキなど、ハードな走りにも耐えうる機能が装備される。

ここ数年間に、初の本格SUVであるQ7を筆頭に、TTやTTロードスター、S3、RS4、S6、S8などを発売し、R8の年内発売も控えているなど、売り上げが好調な上にニューモデルを続々とリリースしているアウディ。同社としては久々となる4シータークーペとなるA5/S5を市場投入することで、その勢いはまだまだ続きそうだ。

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Report:相澤隆之

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