近年はスポーツカーメーカーとしてのアイデンティティが強いアストンマーチンが、同社の100周年記念の一貫として、ラクシャリーカーブランドの「ラゴンダ」を復活させる計画を明らかにした。
CEOが公式に明言
アストンマーチン・ラゴンダは、1961~64年および1974~90年に生産されていた高級4ドアセダンである。ラゴンダは、1948年にアストンマーチンと経営統合されるまでは、独立した高級車メーカーであり、現在もアストンマーチン社の正式名称は「アストンマーチン・ラゴンダ社」となっている。
名門のアストンマーチン社だが、その経営状況は楽観的なものではなく、ここ20年の間は、その経営権が大手自動車メーカーや出資家の間を移り変わっていた。だが、DB9やV8バンテージ、DBSが好評を博し、近年は良好な状態となっている。2000年7月から同社のCEOの座についているUlrich Bez氏は、これを好機と捉えたのだろう。
同氏は公式のコメントとして「ようやく長期的視野に立って将来を考える時期が来ました。すでに発表したOne 77プロジェクトに先がけ、これまでのスポーツカー路線と一線を画す高級車ブランド『ラゴンダ』を復活させる予定です」と語った。
氏によれば、ラゴンダのブランドでもスポーティなエッセンスを重要視するものの、アストンマーチンに比べて、よりラクシャリーなキャラクターとされる予定だ。過去から引き継いだDNAを反映させつつも、これまでにないユニークなデザインランゲッジによって生み出すつもりなのだともいう。
来年、アストンマーチン社は創業100周年を迎える。その記念事業の一環として、さらなる詳細を発表し、実車の販売開始は2012年から始める予定だという。UlrichBez氏は、新しいラゴンダは、世界100カ国以上のマーケットに向けて発売したいと、将来の夢も語った。
Report:染谷英一郎
[Aston Martin]のおすすめコンテンツ
[ニュース]のおすすめコンテンツ












