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EUニュースfrom木村オフィス

ドイツにいる理由(その1)

[ | 2008/07/02]

最近は少なくなったけれども、それでもまだ「なんでドイツにいるんですか?」という質問を頂戴する。

正式(?)な回答として初めの頃は確かに「トーマス・マンやドイツ車」が契機になったことを挙げていた。けれども「なんでまだドイツなのか?」という問いに関してはいつまでも文豪の名前を出したりするわけには行かない。

そこでよく考えて見ると。やっぱり「居心地が良いから!」ということに落ち着く。それは住宅事情などにもよるが、まず今回は天候のことをお知らせしよう。

ドイツは確かに北海道よりも北に位置しており、冬は確かに寒く、しかも長い、まあ、前述の住居に関していえば暖房が完璧なのとウィンター・スポーツが気軽に楽しめるということでその冬も楽しめないことはないが、それ以上に楽しいのはやはり暖かくなってからだ。

とくにようやく長い冬が終わって短く天候の不順な春が過ぎた5月中旬から、そして6月に入った頃からはもうなんとも言えず気持ちが良い。

日中の温度は25度以上になって、しかも湿度が低いのでとにかく外にいるのが楽しい。だからビア・ガーデンやテラス・レストランは大繁盛、さらには毎週末になると公園や野原(ドイツにはこういう表現が使える場所がまだまだたくさんある)ではバーベキューがいたるところで始まる。二酸化炭素軽減どころの騒ぎではない。

で、ボクはといえばやはりオープンエア・ドライブである。

そのために購入したドイツでもっとも安い部類のオープン・モデルであるスマート・ロードスター・クーペを引っ張り出して郊外へドライブ・アウトする。

と、言っても、そう遠くまで行く必要はない。この写真の場所は自宅からわずか15分で到着する郊外道路である。田園の中を、そして森のトンネルをくぐるようにワインディング・ロードがつづく。

もっともこの場所に行くにはアウトバーンを5分ほど走らねばならない。しかもそこには速度制限がないから全開で飛ばせる。日本だったら罰金どころではなく免許証取上げの刑になる。

こんな場所は世界どこを探しても見当たらない、とボクは確信する。
「それでも食べものはまずいんでしょう?」と恐る恐る聞いてくる人もいる。

そこで次回は美味いドイツメシについてお話しようと思う。

(木村好宏)

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木村好宏
木村好宏
ドイツ在住の木村好宏氏と新進気鋭のドイツ人ジャーナリスト Alexander Ostern(アレキサンダー・オステルン)氏が、現地からの生情報をお届けします。

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